6月, 2018年

「闇」の深い殺人動機

2018-06-30

通常、家族は最終的に“助け合って”生きていくように出来ているのだが、時として、それが“憎み合う”ような形に変貌してしまうことがある。その場合、血が繋がっている分だけ“嫌悪”が強まり、後々までそれを引き摺るようになる。未解決の“二つの血縁殺人”がある。その一つは、看護師の女性が母親を殺害して、その人体をいくつもに切断し、河川敷などに遺棄したというもので、滋賀県守山市の事件である。もう一つは、水道会社を経営していた姉が、建築会社を経営していた弟を、練炭自殺に見せかけて殺した堺市の事件で、父親の死亡も“殺害の可能性”が出て来ている。看護師の方は既に死体遺棄に関しては自白したようで、母親の殺害や切断などを認めるのも時間の問題かと思われる。私は容疑者が「桐生のぞみ」であり殺害された母親が「桐生しのぶ」であり、まるで“姉妹の名”のようであることに注目した。こういう母娘は、通常は仲が良い。また性質的にも母親の性質を受け継ぎやすい。多分、子供時代には“仲の良い母娘”であったに違いない。いつからか、溝が出来たのだ。母親は娘を医者にしたかったらしい。娘自身も、それを望んだのだがスムーズに行かなかったらしい。進路問題での衝突があったと言われている。そうは言っても、滋賀医科大を卒業し4月から看護師になれたのだから、通常なら妥協・納得すべきところなのだが…。一方の会社経営の足立朱美容疑者の方だが、本人としては“用意周到”に行ったつもりでも、結果的にはそれがかえって怪しまれる原因を作ったようである。弟と同時に母親も眠らせてしまったとか、密室用テープがトイレ外から出て来たとか、“遺書”に普段使わない表現があったとか、朱美容疑者のパソコンに“中傷ビラ”の痕跡が残っていたとか、計画殺人の割にはずさんだった。姉弟で会社経営をしていたが近年は吉凶が分かれ、経営的に苦しかった姉が弟への嫉妬を強めていたらしい。そうは言っても“殺す”という発想は通常出て来ない。もし、父親も“殺そう”として工作したなら、それ以外の“何か”があったと考えざるを得ない。家族間での「闇」が深いだけに慎重な“全容解明”が必要な“二つの事件”である。

埋蔵金「4億5千万両」のゆくえ

2018-06-29

戦後になって戦災を奇跡的に逃れた荷物から発見されたという古文書。死の間際の豊臣秀吉が、配下の幡野三郎光照に命じて多田銀銅山に隠したと言われる「黄金4億5千万両」の埋蔵金の在り処が記されていた。場所自体は特定されていて、現在の兵庫県猪名川町に当たる。ここは元々銀などの採掘場だったところで十数キロ四方に坑道が張り巡らされている。一説には2000以上の坑道が存在しているという。その多田銀銅山21か所に分けて黄金は埋蔵されたとされる。もし、伝説通りなら現代の金額に換算して540兆円という途方もない価値を持つのだが…。ところが、これには異論も多く、その古文書自体を“偽物”だとする人たちも多い。埋蔵金伝説というのは、まあ十あって、そのうち一つが本物というくらい、怪しい世界なのだ。ただ秀吉が黄金好きで、死の間際に幼かった秀頼の為、莫大な財産を遺しておきたい気持ちが強かっただろうことは想像に難くない。もしも、こういうものが発見されたなら、いったい誰のものになるのか、急に日本も“お金持ちの国”に仲間入り出来そうな…。1963年、小判1900枚、朱金8389枚、東京の中央区で発見。1968年、38万7514枚の古銭、函館で発見。2017年、26万枚の古銭、埼玉で発見。地味ではあるが、実際に発見されている埋蔵金は存在する。私のお客さんの中には“埋蔵金探し”に本気で挑んでいる人がいる。その人はグループを組んでいて、毎回、今度こそ本物と「この情報が本物かどうか占って欲しい」と言って来るのだが、そう言えば最近は来ていない。実際に見つかった埋蔵金は、ほとんどは道路工事など“偶然の発見”で、探し当てるぞ…と躍起になっている人達には見つかっていない。ただ海底に沈んだ“財宝船”に関しては、海外の話だが執念で発見した人たちはいる。う~ん、世の中、どこにも暇と冒険心を持て余している人はいるもので…。

「確率分布図」より「地震雲」の方が役立つ

2018-06-28

2018年度の「全国地震予測地図」なるものが公表された。今後30年以内に「震度6弱以上」の地震に見舞われる確率を色分けで示した地図だ。赤色の濃い地域というのが“発生確率”の高い地域らしい。今回は北方領土沖をデータに組み入れた結果、釧路と根室の確率が急激に上昇、それぞれ69%、78%まで急上昇した。主要都市でもっとも高いのは千葉で85%、横浜で82%、東京湾岸で80%等となっている。日本は“地震列島”なので、こういう確率になるのは仕方がない。ただ、わからないのはこの分布図をどう使えば役立てられるのだろう。その地域は“家を建てるな”ということなどだろうか。それとも、その地域は“居住するな”ということなのだろうか。或いは地震に強固な建造物に変えた方が良いということなのだろうか。若い人たちは、大人になったら“安全な街”に移り住んだ方が良いということだろうか。実際に、その地域に暮らしている方達にとって、不安をあおるだけのような気もする。せめて“何年ごろに発生”というのが加わっているなら、それなりの対策や避難経路など検討できるが、“30年”という長期的な年時では、そこに居るかどうかも判然とせず、手の打ちようがない。今回の「大阪北部地震」でも、その前日や当日に“地震雲”を撮影した人が多かった。空に“亀裂が走った”ような感じの雲が出現するのが“地震雲”だ。今は誰でもが、すぐ撮影できるので“地震雲”をキャッチしやすい。そのような点から考えれば、実践的には「地震雲」に関しての研究を本格的に行うべきで、それぞれの“地震雲”の形状とか発生時間とかをデータ化すれば、このような雲が見えたなら“2日以内に巨大地震発生”と予報できる。ところが、地震学者たちは全く受け付けようとはしない。何億という国家予算を使って“訳の解からない地図”を作るより実用的で役立つのに、“メンツ”を重んずる学会は“地震雲”を否定し続けるのだ。

性格が「人生」を決める見本

2018-06-27

タレントで“グラビアアイドル”として一世を風靡した熊田曜子氏が第3子となる女児を出産したことを公表した。この人は“写真集”だけでなく、バライティ番組にもたくさん出ていて性格的にも“判りやすいタイプ”だった。自己主張をしない“グラドル”が多い中で、常にはっきりとした物言いをし、後輩たちをリードする姿が印象的であった。抜群のプロポーションを保つために努力し、グラドルである以上は“セクシーなファッション”を身に付けるべきだと主張した。男性タレントたちからは「なかなか結婚できないのではないか」と見られていたが、2012年4月に一般男性とあっという間に結婚した。その後、次々と子供を産んで、現在は三姉妹の母親である。職業としての“グラドル”を意識していた彼女は、人前では出産後も体形維持に努め、セクシーなファッションを崩さないが、近年では母親としての報告が多い。何を言いたいのかというと、どういう職業であっても最終的にはその人の性格が「人生」を定めていく、ということを言いたいのだ。よく“グラドル”なら枕営業があっても仕方がないとか、“水商売”なら不倫は当然でしょとか、“風俗”だから結婚は難しいとか、職業的なイメージから「人生」を決めつけている人たちがいる。けれども、そんなことはないのだ。性格的にしっかりしていれば、どのような職業とか、環境とか、状況からでも、“普通の人生”を歩むことは出来る。最終的にその人の「人生」を決めるものは性格なのである。確かに、就いている仕事によって、或いは環境によって、“普通”を保つことは難しい場合もある。けれども、人間の行う仕事や済んでいる環境は、根本的には皆それほど違わない。どのような世界でも対人関係はあり、どのような世界でも運・不運はある。自分自身が“普通”に生きようとさえ心掛けていれば、どういう状況からでも“普通”に戻れるのだ。

男は「ムチ打ち」、女は「断首刑」って…

2018-06-26

世界で唯一女性の“自動車運転”を禁じていたサウジアラビアが、6月24日午前0時から正式にそれが解禁された。ここで多くの人は、サウジアラビアがこれまでずっと女性の自動車運転を禁じていたと考えがちだが、それは違う。実は1990年代までサウジアラビアでも女性で運転している人たちはいたのだ。その後になって“禁止法が制定”されたのである。歴史というのは面白いもので、時々こういう“時代逆行”のようなことが平然と行われる。自動車運転以外にも“おかしな法律”はたくさんあって、例えば親族男性以外とは口を利いてはならないとか、外出時は常にヒジャブで身体のラインを隠さなければならないとか、結婚して子供を持たないと“社会人”として認めないとか、もしも“婚外交渉”が発覚した場合は、男性は「ムチ打ち刑」でお終いなのに、女性は「断首刑(又は銃殺刑)」になるとか、もう滅茶苦茶なのだ。サルマン皇太子の“英断”だと女性達は悦んでいるが、実際にはまだまだ平等などではなく、自動車教習所の料金は“男性の5倍”もするそうだ。それでも「お金持ちの国」サウジアラビアでは今後600万人の女性達が免許を申請する予定だとのことである。さらに免許は与えたのだが、女性達の顔には「アバヤ」と呼ばれる“顔見せ禁止”の衣裳が被られたままである。もういい加減、こういう衣裳も止めた方が良いし、男女が“口を利けない制度”も廃止した方が良い。今回の法改正にしても、実は一部の法学者たちからは“強い反対”が出ていて、全ての人達が認めているわけでもない。この“頑固さ”をどう表現すれば良いのか。極めて稀に日本女性でアラブの国に嫁いでゆく女性たちがいる。果たして彼女たちは、がんじがらめのイスラム教の元で“わが祖国”の「ユルさ」を涙を流しながら懐かしむことはないのだろうか。

海外の「ストーカー」は本当に怖い

2018-06-25

現在は大学の客員教授でもあるタレント菊池桃子氏に対して、3月に現行犯逮捕されたばかりの元運転手のストーカーが、再び彼女の自宅インターホンを鳴らしたということで逮捕された。う~ん、しつこい。しかし、日本のストーカーなど、海外のストーカーに比べると、まだまだ“序の口”だなと感じさせるニュースが海外から飛び込んできた。このほどロンドン市内で逮捕されたストーカーのチャーリー・ブルッカー(30歳)は元恋人に対して「顔に硫酸を浴びせてやる」「ナイフで切りつけるぞ」「お前の頭を踏みつぶしてやる」などの強烈なメールを2500件も送信した。しかも、この男、前歴が96件もあったのだ。ストーカーのプロじゃないか。アメリカでは、初デート後に65000回ものメールを送信した女性が逮捕された。う~ん、なかなかの頑張り屋さん。中国では同級生の片想いが高じてストーカーと化し、身体に火をつけられてしまった美少女もいる。「燃えるような想い」だったのかもしれないが…。そういうわけで、菊池桃子氏に対するストーカーも、まだまだ海外のストーカーには勝てそうにない。今年、丁度50歳になった菊池桃子氏だが、未だ“若々しい風貌”で、だからこそストーカー男性が出現することになる。東京芸大は予定していた「ミスコン」を止めたそうであるが、その理由に「外見的美しさが、その内面性とも受け止められるから…」という風なことを述べていたが、冗談じゃない。一体、誰がそういう風に受け止めるのか。外貌的な“美”と、内面的な“美”は何の関係もない。芸大ならば「個性派美女ナンバー1」を決める大会でも行ったらどうだろう。「美」の基準は時代によっても異なり、地域によっても異なり、個々の趣味嗜好によっても異なる。みんなが同じものを「美しい」と感じるとしたなら、その方が私にははるかに怖い。

「経営破たん」したのに儲かっていた⁉

2018-06-24

世の中には“珍事”というものが時々起こる。いったん完全に“経営破たん”して、もう貸したお金や預けたお金は取り戻せない、となっていたはずなのに、いつの間にか“おまけがついて戻って来る”ことになったのが「MTGOX(マウントゴックス)」という企業の債権者たちだ。どういうことなのかというと、この会社「ビットコイン」などを扱う“仮想通貨”の取引所だった。ところが2014年2月に突如破たんした。管理していた75万ビットコインと28億の預託金とを消失してしまったというのだ。これら総計を当時のレートで日本円に換算すると470億円相当になる。その当時は、まだ“仮想通貨”はあまり一般にはなじみがなかった。日本企業ではあったのだが、社長はフランス人であり、債権者の9割以上が外国人だった。だから、大きな事件だった割にはマスコミは大々的に報道しなかった。その後の調査によると、ロシア人にハッキングされたらしい。こうして、マウントゴックス社は消えてしまうかに見えた。ところが、昨年になって“仮想通貨”にはバブルが来た。一時期は1ビットコインが200万円近くにまで高騰した。実は、マウントゴックス社はすべてのビットコインを失ったのではなかった。奇跡的に20万ビットコインが残されていたのだ。そこで、債権者の中から“民事再生に切り替えたい”という人が出て来て、東京地裁も22日、民事再生手続きの開始決定を下したのだ。そうすると、どうなるのかというと、残っていたビットコインは現在のレートに換算すると最低でも1200億円以上の価値となり、470億円失っても、痛くも痒くもない状態となる。こうして、いったん完全に“破たん”した企業だったが、奇妙な形で再生できることになったのだ。もし、これが年初くらいに換金されていれば4000億円にもなっていたはずで、最近、次々と“仮想通貨取引所”が業務改善命令を受けているが、5~6年前から営業していたところは、すさまじい儲けを手にしていることになる。

「ミステリーサークル」死なず

2018-06-23

一時期「ミステリーサークル」は“われわれが作った”と名乗りを上げた人達がいた。またTVスタッフたちが“作って見せる”という番組を放映したこともある。けれども、それ以降も決して「ミステリーサークル」は無くならず、むしろ“複雑化”して、出現しつつある。今年6月16日には古代遺跡として有名な“ストーンヘンジ”のすぐ近くの大麦畑で直径55メートルにも及ぶ巨大なミステリーサークルが出現した。明らかな“幾何学図形”で、もし人間がこのようなものを作るとしたなら、おそらく綿密な打ち合わせを重ねた数十名のスタッフが、数日掛かりでチームを組んで行いでもしなければ不可能であろう。それが一晩に“ひょっこり”と誰にも知られずに出来上がっているのだ。多くの人は知らないが「ミステリーサークル」には、もしかしたら人間でも作れるかもしれない比較的単純なものから、100%現在の人間の科学や技術では不可能な“精緻な巨大文様”まで実にさまざまである。報道が下火となっているので数として増えていないかのように思いがちだが、その数は数百種を下らない。初期の頃は比較的単純な形状のものが多かったが、近年は複雑化し、極めて芸術的、或いはメッセージ性の強いものまで出現している。実は科学者の中にも、ミステリーサークルを「人間以外が作った」と主張している人もいる。アメリカの大学教授で20年にわたって研究してきたホーレス・ドリュー博士は「未来の宇宙人が作った可能性が高い」ことを論証している。一部の“UFOマニア”だけが騒いでいるわけでもないのだ。ただ、これらの説を認めると、UFOが地球に飛来していることを認めることになり、それにしては近年の“UFO映像”が今一つ閑散としていて乏しい。いっそのこと、宇宙人たちがUFOから降りて来て、作業服を着て地球人と一緒にミステリーサークルを作ってくれると「絵」になるのになぁ。

露出して「炎」に立ち向かう消防士たち

2018-06-22

同じような出来事が続くと、誰もが「もしかして」という気持ちになる。そして、それは「当たらずとも遠からず」という結果であったことに気付く。消防士と“露出”の関係がそうらしい。先月5月14日、大阪の23歳の消防士が駐車場で自らの性器を露出していたということで逮捕された。今月6月7日には群馬の23歳の消防士が女子大生を待ち受けて性器を見せつけていたということで逮捕された。さらに6月11日には栃木の24歳の消防士が女性に性器を見せつけていたということで逮捕された。彼らは共通して「露出してストレスを解消、スッキリしたかった」と供述している。消防士とストレスの研究をしているアメリカの学者によると、自らの生命ギリギリのところで「炎」に立ち向かう消防士は、その“果敢なる勇気”を世間的に認められることが少なく、ストレスが溜まりやすいのだそうだ。そうか、だから“露出”するのか、私はてっきり“自慢しているのか”と思っていた。何しろ、私など、とても“人様に見せられるほどの立派なもの”ではなく、だから温泉などでも堂々と“見せつけながら”入ってくる人たちを、どれほど羨ましく思ったことか。だから、たまに私と同じように“隠して”入って来る人を見ると、なぜか親近感がわいたものだ。よく「裸の付き合い」ということを言う人がいるが、あれって“見せ合う”ということなのだろうか。そうだとすれば、私はやっぱり遠慮しとこう。消防士の方達よ、君たちは“立派”で素晴らしい。自信をもって、共同浴場や温泉に行くがよい。

玉木宏には「帰る家」があった⁉

2018-06-21

私はあまりTVドラマを見る方ではない。けれども、たまに見て“引き摺り込まれる”ことがある。金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」がまさにそうだった。このドラマは要するに“W不倫”を扱った話だが、奇妙なほどのおかしさとリアリティがある。メインとして登場する俳優は4人。玉木宏、木村多江、ユースケ・サンタマリア、中谷美紀―というメンバーなのだが、そのメインである玉木宏氏が昨日、6月26日に同じく俳優の木南晴夏氏と“結婚”というニュースが飛び込んできた。それで、これを書く気になったのだ。つまり、玉木氏には「帰る家」があったということを知ったからだ。ところで、このドラマの何が私を“惹きつけた”のかと言えば、“不倫妻”を演じる木村多江氏の演技に惚れ込んだからである。まあ、常識的に見ればストーカー的な「とんでもない女性」なのだが、それをまるで本人ではないかと錯覚させるほどの名演技で表現している。夫を演じるユースケ・サンタマリア氏の演技も素晴らしい。この人、どうして“こういう名前”なのか分からないのだが、こういう“癖のある人物”をやらせたら最高に良い。そして、玉木宏氏の“模範的”ともいうべき“気弱なサラリーマン”も最高に良い。それをリードしている“強い妻”役の中谷美紀氏も素晴らしい。要するに四人共、見事に“嵌まっている”のだ。だから偶然の出逢いが多すぎても、それほど“違和感”を抱かない。最初は、すぐに終わってしまいそうな展開だったが、意外なほど長く引っ張って、飽きさせない。本当は、もっともっと引っ張って木村多江氏の“名演技”を見続けたいのだが、今週で終わってしまうらしい。ぜひ、この“続編”でも良いし、全然別物でも良いがユースケ氏&多江氏を組み合わせた“妖しいドラマ”をもっと見たい。

ピラミッドの頂上が崩れていく時

2018-06-20

「AKB選抜総選挙」で1位を獲得した松井珠理奈氏が自らの“誕生祭”を体調不良ということで休止した。今、AKBグループ関連のメンバーが総勢何名になるのか知らないが、そのトップが“総選挙”による1位であることは認めざるを得ない。それが望ましいことであるかどうかはともかく、ピラミッドの頂点に立ったのは事実であろう。ところが、どうも松井珠理奈氏は“危うさ”を抱えているようで、ファンから心配の声が上がっている。総選挙当日も舞台でのパフォーマンス中に二度も崩れ落ちた。どうやら三日間、不眠不食で挑んでいたらしい。私は、彼女らにそうさせる事務所側にも問題があると思うが、そうさせてまで勝利を勝ち取ろうとする雰囲気をあおる“総選挙の仕組み”そのものが、常軌を逸したところにまで来ているような気がするのだ。表現は悪いが、“キャバ嬢”や“ホスト”の「指名獲得競争」と同列のところまで来てしまっているような気がする。競争社会なのだから仕方がない、と言ってしまえばそれまでだが、彼女たちは“キャバ嬢”や“ホスト”ではない。日本を代表する“アイドルグループ”であり、その半数以上はまだ十代である。投票している側にしても、その半数以上は十代なはずだ。そこに問題がある。つまり青少年の多くは、社会というものにおいては「人気」が全てなのだという“間違った概念”を植え付けられてしまうことになる。しかも、その“人気”には、ただ単なる人気だけではなくて「金」や「組織」が陰から“うごめいた”結果としての“人気”なのだ。これらを“世の中の正しい評価”として、青少年たちは生きていく。けれども実際の世の中は、必ずしも“人気”だけですべてが決まるものではない。“人気”に縋りついた人生はきわめて危うい。おそらく、松井珠理奈氏もいずれ“人気”というものが「魔物」だったということを徐々に知っていくことになるだろう。そしてAKBグループという“ピラミッド社会”の「頂点」が崩れ始めた時、あまりにも脆く“ピラミッド”全体像が崩れていくのを放心しながら見届けることになるに違いない。

通った高校の校舎裏で出産(?)

2018-06-19

6月18日の午後3時55分頃、一人の生徒が校舎裏側の砂丘で“生き物らしきもの”を発見した。驚愕した生徒は、慌てて学校内に戻って教師にそのことを報告、裏庭へと連れて来た。実際に戻ってみると、それはへその緒や胎盤まで着いた新生児の遺体であった。教師はすぐに警察に連絡し、千葉県市原市にある市原望洋高校の校舎裏は大騒ぎとなった。今後の捜査が待たれるところだが、状況から判断すると、校舎裏側の砂丘付近で産んだとしか思えない。高校の校舎裏に適度な砂丘があることを知っていて、独りでも産めそうだと判断するのは、その高校の関係者である可能性が高い。私が思うに、おそらく、その高校に通ったことのある女性に違いない。その高校の在校生か、休学中の子か、退学した子か、卒業して間もない子か、多分、それらのいずれかであろう。そして、おそらく妊娠させた男性も、その高校に何らかの形で関係があるような気がする。もっとも、これ以上は単なる“想像の域”を出ないので書きようがない。ただ出産した女性は、自分の家族にも、友達にも、相談していなかったような気がする。そうでなければ、もう少し違った“産み方”がある。何となく校舎裏での出産には“新生児の意思”が反映していたような気がしてならない。それにしても、状況から判断して単独での出産だが、そうだとすれば夜間か、日曜日か、どちらかであっただろう。案外、すぐに判明しそうな気もするが、もし、周囲に妊娠していることを気付かれていなかったとすれば、捜査は難航するだろう。身長が40㎝だったらしいので、通常よりもかなり小さめではある。したがって、出産前までお腹がそれほど目立たなかった可能性もある。出産女性を特定することも大切だが、それと同時に、独りで出産する状況を作った父親男性も判明して“新生児からの怨念”を受けることになるだろう。

「母親」は「息子」を道ずれにした

2018-06-18

親戚が集まった時、表立っては言えないけど、誰もが暗黙に頷き合うような“死”というのがある。この場合も、きっとそうだったに違いない。親戚たちは二度集まり、棺は二つ並べられていたからだ。そして誰もが神妙だった。こういう時、普通は一人くらい明るく振る舞う親戚がいるものだが、怖いのか誰もが無口だった。インドネシアのスラワエシ島トラジャでは、伝統的に葬儀場は高床式になっている。比較的大きく長めの棺は親戚の人達多数で担ぎ、街を練り歩きながら葬儀場まで運ばれていく。運ばれた長い棺は、高床式で華やかに飾られた葬儀室まで階段を上って安置される。ところが、この階段がなぜか途中で壊れたのだ。棺は宙に浮き、そして一人の人物を斜め上から直撃した。生前、その母親が誰よりも可愛がっていた息子目掛けてだった。辺りは騒然となった。その息子はすぐに病院へと救急搬送されたが息を引き取った。こうして、二つの棺が葬儀室に並べられる形となったのだ。今度は階段は崩れなかった。こういう時、物理的には階段が頑丈でなかったから壊れたとか、持ち上げ方に問題があったとか、理屈をつけるものだ。けれども、誰もがぽつりと「一番可愛がっていたからねえ」という。「あいつも誰より慕っていたからなあ」という。時々、理屈では割り切れない現象が起こる。多分、誰も“悪くない”のだ。夢の中で、すでに故人となっている人物が白装束や黒装束で現れ、本人に対して“行こう”と親し気に誘って来ても、決してその後をついて行ってはいけない、という。夢の中でついて行ったなら、必ず、現実の世界の中で「向こうの世界」に案内されてしまう出来事に遭遇するからだ。

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