8月, 2019年

やがて「香港」は“廃墟”と化すのか⁉

2019-08-23

私が最初に《飲み込まれていく「香港」》というタイトルで、その“危うさ”を書いたのは数年前だ。それから2018年1月15日には《台湾やマカオまで「一つの中国」と言われても…》と不吉な予兆について書いた。さらに今年6月11日には《103万人デモを支持する香港“雨傘運動の女神”周庭氏》という形でも、その“危うさ”を示唆しておいた。まだ日本での報道は小さかった頃だ。そして7月7日にも《「抗議の自殺5人目」が出る(⁉)香港》として、今後の可能性を暗示した。この頃になって、ようやく日本のマスコミは「香港」デモを“大きく扱う”ように変わった。それは“世界”が、そういう報道の仕方に変って来たからで、その“後追い”をし出したに過ぎなかった。いつも思うのだが、何でも「予兆」というものは相当早くから出ているのだが、多くの人は“その部分”を見てもあまり反応しない。もう、取り返しがつかないような状態になって初めて騒ぎ出す。これは一つの「国」というか「街」というか、そのいうものの“変化”=“運命”だが、基本的には個々の人間の“運命”でも同じことである。「予兆」は最初、何でもないことのような形で“小さく表れる”。だから多くの人達は“その変化”に鈍感なのだ。けれども、やがて、その“小さな渦”は徐々に“大きな渦”へと変わっていく。「香港」に話を戻そう。実は数日前、香港の英総領事館員のサイモン・チェン氏が中国政府に拘束された。これは英国に対する“無言の警告”を意味する。どうして、そんなことをするのかというと、中国政府は「香港」の連日のデモや抗議に対して「英国」からのさりげない援助や協力があると睨んでいるからだ。元々“英国領”となっていた期間が長かった「香港」には“英国系の血”を引き継いでいる市民も多い。そういう市民たちに対して、英国居住を促そうとする動きが出てきていることへの“警告”なのだ。けれども、実は香港人たちに“救いの手”を差し伸べているのは「英国」だけではない。同じように「中国」を怖れ、距離を置こうとする「台湾」にも続々と移住しようとする人が出始めている。さらに6月以降、急速に増えだしているのがマレーシアやタイに住居を購入しようとする香港市民たちだ。もちろん、それは“投資用”などではなくて“居住”の為である。つまり、香港の富裕層は直接デモには参加しなくても、着々と“海外逃避”の準備を進めているのだ。このまま長期間の混乱が続くと間違いなく「香港」から富裕層は消えていく。香港の繁栄を支えてきた人達が居なくなってしまうのだ。「中国」が香港を飲み込むことは出来ても、その“実態”は“抜け殻の香港”であり、廃墟と化した街の哀しい姿なのだ。

“7度目”と“4度目”の「愛の終着駅」

2019-08-22

日本人は他の人種に比べて「執念」というものが、それほど強くない。「和食」で“こってり”とか“とことん”とかいう表現はほとんど出て来ない。どちらかと言えば“あっさり”や“さっぱり”を好むのが日本人なのだ。愛情面に関しても、日本人はあきらめが早いというか、程度なところで“妥協・和解”したがる傾向がみられる。だから通常7回も結婚する人はいない。稀に居るかもしれないが、私は知らない。さて、欧米人には時々、何回も結婚し続ける人がいる。アメリカのキャスターとして世界的に知られるラリー・キング氏は御年85歳であるが、現在7度目の結婚生活にピリオドを打とうとしている。85歳で7度目で「もう和解し難い」と裁判所に離婚を申し立てたのだ。これを日本人はどう思うか。少なくとも私は「すごい執着心だな」と感心する以外ない。執着を感じる部分は三つあって、その一つは「愛情」、その一つは「財産」、その一つは「生命」で、その三つ共に対してものすごい執着を抱いているからこその離婚訴訟だと思うのだ。その婦人は現在59歳で、実はこちらも4度目の結婚である。つまり、お二人とも「結婚」が好きなのだ。でなければ、そんなに何回も結婚しない。そして、より結婚に相応しい「愛」を求め続けているに違いない。でなければ、もう85歳なのだから別れるなどと思うはずがない。しかも彼は今年4月に心臓の病気で外科手術を行っている。実はその時に「あと3日の命」と病院の方から宣告を受け、婦人は財産の書類の名義変更などを弁護士に促されて行おうとしたらしい。おそらくだが、そのことが離婚を決断した夫の一番の理由かもしれないのだ。というか、どうして「3日の命」が蘇ってしまったのか。これも生命へのあくなき執着力のなせる業なのに違いない。彼としては、自分がまだ元気でいられるうちに、きちんと離婚してしまわないと、死後の財産がすべて“愛が失われた(?)”妻のものになっていくと恐れたのだろうか。まあ仮に「3日の命」でも、日本人ならそのベッドに“名義書き換え”を迫るようなことはしないと思うが…。つまり、どっちもどっちとでもいうか、日本人には理解しがたい「愛」と「金」と「命」に対するアメリカ人の執着力なのだ。

「令和」が感じられない“即位記念切手”

2019-08-21

意外に気付かないでいた10月からの“切手代値上げ”だが、それを気付かせる意味もあってのことなのかどうか知らないが、10月18日から「天皇陛下即位記念」の新たな切手が発行されることが公表された。昨日、そのデザインがお披露目となったが、正直、う~んと唸ってしまった。あまりにも古めかしい。まあ、天皇即位だから華やかなのが良いというわけではないが、今一つピンとこない。二種あって、10枚シートでは横に縦書きで「天皇陛下御即位記念」の文字が入っている。これは別にこれでも良い。本当は「令和天皇」とすべきのような気もするのだが…。まあ、でも、これは良しとしよう。肝心の切手デザインの方は、その一つが“鳳凰”をあしらったもので、金色で右半分に寄せた感じでデザインされている。もう一つは“宝相華文様”をあしらったもので、或る種のマーク的な文様が中央にドカンといった感じで描かれている。確かに、二つとも“厳かな雰囲気”を表わしてはいる。これが昭和天皇即位とかであれば、良いデザインだといえるだろう。ただ諸外国の王室切手などに比べ“古めかしい”印象を禁じ得ない。それに、どこにも“新天皇・新皇后”の顔がない。海外にも送られることの多い手紙に使われる切手なのだから、“令和天皇”の顔ぐらいは片隅でも良いから入れてあげるべきだ。それに、私が一番疑問に感じたのは“宝相華文様”の方である。これは1945年に焼失した明治宮殿「正殿」の内部装飾の文様であるらしい。何とも奇妙な気がするのだ。消失した「明治宮殿」の文様を「令和天皇」誕生の切手文様とする。何となく「不吉」な気がするのは私だけであろうか。確かに、それは“輝かしい天皇の時代”を象徴する文様であったに違いない。けれども、もう「明治」に後戻りできるわけではない。それに「明治」は確かに“輝かしい時代”でもあったが、同時に“大きな戦争”を体験した時代でもあった。「天皇」を“現人神”として崇めた時代でもあった。美術的に現代の皇室建築では、デザインとして取り入れるほどの意匠がないのかもしれないが、それなら“宝相華文様”をもう少し小さくして、天皇即位時の天皇装束姿とか皇后十二単姿とかの方がはるかに美的で“日本らしさ”も表わせる。私は“皇室ファン”でも何でもないが、少なくとも「令和天皇」の記念切手であるはずなのに、その主役たる天皇がどこにも存在していないのは、あまりにも寂しい。

「風水家相」で大切なのは“基礎的な事実”

2019-08-20

吉本興業の“闇営業問題”で謹慎処分になっていた芸人たちの多くが8月19日に「東京吉本」の舞台に立った。その中にはスリムクラブの内間政成氏の姿もあった。彼は妙な形で多くの同情を集めている。何度か5年前に購入した自宅がバラエティー番組で取り上げられているが、その利子も含め9000万円のローンが残っている。しかも、一部報道では、あの騒動以来、妻子が家を出て実家に戻ったとも言われている。内間氏の住宅がTVで取り上げられたのは、元々が番組企画を通じて購入した中古物件だからでもある。さらに、もう一つの理由は“欠陥住宅”だったからだ。三階建ての一戸住宅なのだが、ドアの接続部分が外れてしまう。水道管の金具がきちんと止まっていない。壁に断熱材が入っていない。屋根裏がない…などの欠点がある。中古物件なので、一ヵ所くらいなら仕方がないともいえるが、こんなにいくつもあるのでは9000万の価値がない。特に問題は一階が夏でも寒いということ、三階が陽射しの直撃を受け暑すぎて長時間居られないということ、この二つは「風水」的にも問題が多い。家の中が真夏でも“寒い”のは、もうそれだけでアウトなのだ。それは陽射しが入ってきていないことを意味する。“陽射し”は生命力の源である。それが真夏でも全く入らないような住宅は、もうそれだけで社会の“表舞台”に立てない運命を物語る。彼のように“表舞台”に立たないと仕事にならない人間にとっては最悪なのだ。そして、だから“表”ではなくて“闇”の方の舞台に立ってしまったのだ。その一方、三階の“暑すぎる部屋”も問題で、夜になっても気温の下がらない部屋は、気の流通悪く熱気がこもりやすい。そういう部屋に長時間居ると“心身とも”腐りやすくなる。つまり、体調を崩すことが多く、精神的にも堕ち込み後ろ向きになる。しかも、その両方を同時に持つ住宅が“幸運”を招くはずがない。本当は早急に売ってしまった方が良い。もちろん、安く売り叩かれるだろうが、それは仕方がない。かえって賃貸に戻って良い住宅を見つけ“幸運”を手に入れた方が良い。「風水」というとすぐに方位がどうだとか、時期がどうだとか、間取がどうだとか言い出す人が多い。もちろん、厳密にはそれらも大切なのだが、それ以上に大切なのは、生活するのに便利かどうか、心身とも落ち着ける家かどうか、これらが一番重要である。生活上、不便な家はどんなに方位が良くても、間取が良くても、“良い家”と言われない。また心身が落ち着けないような家では、心穏やかに生活できないし、健康的にも問題が発生しやすい。「思い立ったが吉日」という言葉は真実で、良いと思ったら、即行動する方が“良い住宅”を得られているケースが多い。住居でも職場でも「吉日」は待ってなどくれないのだ。

従業員は「命預けます」と言えるか⁉

2019-08-19

大昔「命預けます」という題名の歌があった。それを何んとなく思い出した。多分、それに近い意識を持たないと“出資は出来ない”だろうととも思った。何しろ金額が半端ではない。日本円で2兆1300億円なのだ。それを自らの企業の従業員たちに出資させるのだ。もちろん、孫正義社長自身がその半額以上を出す。つまり1兆円以上もの個人資産を提供するというのだ。当然、社長がそんなに出すのであれば、従業員たちも“身銭”を切らなければならない。もちろん、もし「ビジョン・ファンド第二弾」が成功すれば、何倍もになってそれらは返って来る。実際、その第一弾は“大きな利益”をもたらしつつある。もっとも、その時はサウジアラビアなどの金持ちが出してくれた。今回も最初は“従業員”を頼る予定ではなかったはずだが、いつの間にか“そういうこと”に変ってしまっていた。もっとも孫正義氏は、これまでにもそうやって危ない橋を渡りながら“投資事業”を成功させてきた。今でこそ「ソフトバンク」は大企業だが、最初の頃、今から30年前には“怪しいIT企業”の一つでしかなかった。それにこれまで何度も「倒産だ」という噂が流れた。正に危ういところをギリギリのところで“綱渡り”しながら、現在の日本一の売り上げを誇る大企業にまで成長させたのだ。その手腕は折り紙付きである。もっとも、従業員たちは自分達も出資すると解かって入社してきたわけではない。“身銭”を切るためには覚悟がいる。最終的には「孫正義」という人物に命を預けられるか、ということなのだ。もし、出資して「ファンド第二弾」が大成功すれば、黙っていても“大金”が入って来る。その代り、もし失敗すれば…身銭が失われるだけでなく、自分たちの企業そのものが“危なく”なって来る。何しろ今回は、企業としての「ソフトバンク」からも4兆円近く出資する。だから失敗できないのだ。けれども、実際に出資するところは日本の企業ではない。ほとんどが創立間もない“海外の未上場企業”なのだ。つまりは“未知数の企業”ばかりなのだ。解かりやすく言えば、投資する10社のうち、成功するのは1~2社あるかどうかという世界に賭けるのだ。したがって、投資金が戻って来るという保証はない。但し、何度も言うが、そうやって孫正義氏は成功してきたのだ。その“目利き”には絶対の自信を持っている。こうして、いつの間にか従業員たちは“ギャンブラー”の一員になる。

44年前の「UFO誘拐事件」再掲載の謎

2019-08-18

昨日「文春オンライン」は、なぜか44年前に起きた“UFO事件”の詳細を載せた。なぜ載せたのか。一応の理由としては《夏に読みたい「怖い話」》ということになっている。だが、私には何となく釈然としない。もし、本当に《夏に読みたい「怖い話」》ということで載せるのなら、もっと適切な話がいくらでもありそうだからである。確かにUFOに“誘拐された”という話は怖いが、近年のUFO目撃報道は極めて乏しい。特に日本ではここ数年、UFOに関するまともな報道はほとんどなく、現実と乖離している。したがって44年前に起きたアメリカの事件の詳細を再掲載されても特別な恐怖感は生まれそうにない。しかも、それを「東京スポーツ」のような紙面が扱うなら、それなりに理解できるのだが、どこにもすっぱ抜かれていない事件やスキャンダルを扱って来た「文春」が扱ったことに、何かしら違和感を覚えるのだ。ここ2~3年「文春」はさまざまなスクープで世間をあっと言わせてきた。最近少し“大人しい報道”が多くなった気もするが、それでも圧倒的な取材力でマスコミをリードしてきたことは疑いようがない。そんな「文春」が、なぜ44年前の事件の詳細を“再掲載”したのか。もはや「UFO」は“新しい話題”というより“懐かしい話題”なのに…。もし、これが「大スクープ」の“前振り”だったら、どうだろう。本当は日本人の“UFO誘拐事件”が起こっていて、その本人とか、側近者からの“情報提供”があって、けれどもまだ調査中のところがあって、或いは社内的に掲載すべきかどうか審議中のところがあって、それでとりあえず“昔の事件”を流して、世間からの反応を見て、その事件を詳細に公開すべきかどうか結論する、というのはどうだろう。44年前にアメリカで起きた事件の概要は、7人の森林作業員が仕事を終わって車に乗り込み、街に戻る途中でUFOに遭遇。助手席に乗っていたトラヴィス・ウォルトン氏のみが車外に飛び出し、UFOからの光線を受け、他の人達が車で急発進してその場から逃げ、静かになって戻ってみるとウォルトン氏は居なくなっていた…という事件だ。そして必死の捜索にも拘らず消息不明となっていたが、6日後に衰弱死きった姿で発見された。彼の証言を信じるなら、UFOに誘拐され宇宙人と6日間過ごしたということになる。ただ彼自身は“2時間ぐらいの出来事”としてしか記憶していない。彼によれば、宇宙人は髪の毛や眉毛がなく、指の爪もなかった。放射線を浴びた形跡があり、6キロも体重が減っていた。もっとも一部には、彼の証言が麻薬LSDの“幻覚症状”と共通した部分があるということで、デタラメだと決めつける見方もあった。あの頃、世界では頻繁にUFOの目撃事件が起こっていた。当時のアメリカでは約半数51%がUFOの実在を信じるという調査報告もあった。はたして「文春」が扱うような“UFO誘拐事件”は存在したのか、それとも“心霊事件”より“UFO事件”の方が“暑さ対策”に役立つと勘違いしただけなのか。

「共感」という評価で“トップ3”入り

2019-08-17

芸能・芸術の世界では時々、本人も予想しなかったような“奇跡”が起きることがある。「機動戦士ガンダム40周年のメモリアルに、こんな奇跡が起こるなんて!」と驚きと喜びを隠せないのが歌手・森口博子氏である。何しろ、オリコンの週間アルバムランキングで彼女の「GUNDAM SONG COVERS」が“自己最高の3位”となって、28年ぶりの“トップ10”入りを果たしたのだ。これは女性アーティストのインターバル記録も大きく更新したらしい。或る程度の年齢の人であれば「森口博子」の名前は知っている。けれども、それは“歌手”としてよりも、どちらかと言えば“タレント”や“バラドル”としてであって、歌手であることは知っていても何を歌った歌手なのか…という点になると答えに窮する。実はこの人、最初からガンダムを歌っていたのだ。1985年17歳でデビューしているが、そのデビュー曲がガンダムの後期オープニングテーマ曲「水の星へ愛をこめて」だった。そして、この曲はオリコン16位まで行った。ところが、その後はヒットに恵まれなかった。私の記憶でも、歌唱力はそこそこあるのだが、個性というかインパクトが乏しく、歌手として大ヒットは難しい印象を受けた。けれども“バラドル”としてあちこちの番組に出ていたので、そういう意味ではタレントとしての存在感は失われていなかった。そして、もう一つ、この人はデビュー以来、あまり“見た目”も“性質”も“雰囲気”も変わらない。そういう意味では「森口博子」は多くの人達に“同じ印象”で記憶にとどめた。この同じ印象で記憶にとどめたことが、今回の快挙につながったのだと私は思う。つまり、今回のアルバムは「誰が買ったのか」ということである。もちろん、一番の購入者は残念ながら“彼女のファン”ではなくて、“ガンダムのファン”だと私は思うのだ。けれども、それはそのまま“彼女の応援者”でもある。なぜなら彼女こそガンダムの後期オープニングテーマ曲を歌ってデビューした歌手であり、GUNDAM=森口博子という形で記憶に残されているからだ。しかも、そのファン層は徐々にすそ野を広げている。さらに彼女の元々のファンたちがいる。この人のファンには男性より女性の方が若干多いような気がする。そして、同年代だと大体50歳前後に達していて、その子供の成長期に一緒にガンダムを見て、一緒にガンダムのテーマ曲を聴いていた人たちだ。多分、熱狂的にアイドルとして応援するというよりも“同じ時代を生きた歌手”として「共感」のエールを送ってくれる人たちなのだ。この「共感」という評価は、こういう“物語のテーマ曲”というのが一番得られやすい。或る種の“一体感”を物語そのものが演出してくれる。「エヴァンゲリオン」などでもそうだが、テーマ曲と物語が繋がっている場合、黙っていても歌はヒットする。そして、人々はそれを聴きながら“わが青春”に戻れるのだ。

王女様は公務より「シャーマン」がお好き⁉

2019-08-16

日本の場合は「天皇」は「王」とは微妙に異なるので、その娘が「王女」と呼ばれることはない。ただ実質的には「王」及び「王女」扱いを受けていることは事実だ。さて、ノルウェー王室では現在ちょっとした問題が持ち上がっている。王女・マッタ・ルイーセ氏(47歳)が「王女」の肩書を返上したいといっているのだ。今後は一応これまでやってきた公務は行うが、それ以外の時間は「一私人」として活動したい、ということらしい。どうしてそういうことになったのかというと、国民から猛バッシングを受けたからだ。実は最近、王女は「シャーマン(呪術師・霊媒師)」を名乗る男性デュレク・ヴェレット氏と仲が良く、彼と一緒で「王女とシャーマン」ツアーを有料で企画・募集したのだ。ところが、これは明らかに「王室」の商業利用にあたるということで、国民が猛反発、彼女自身の謝罪へと発展した。多分、彼女はあまりのバッシングに一応謝罪はしたのだが、納得してはいなかったようだ。そのすぐ後で“「王女」の肩書返上”を言い出したからだ。ただ、ここは難しいところで“王室の公務”というのは「王女」だから成り立つわけで、もし「王女ではない」ということになったなら、事実上、公務は出来ない。だから彼女がいくら「それ以外の時は私人ルイーセ」と言っても、それを国民が受け入れるかは微妙としか言いようがない。要するに彼女は“スピリチュアル”に目覚めてしまっていて、どうやら後戻りできない状態にあるらしい。ここで登場する「シャーマン」とは一緒に動画にも出ていて“恋人同士”といった感じだが、“王女”ではあっても“一人の女”と訴えたいのかもしれない。ちなみに彼女は長女で30歳の時に人気作家と結婚し3人の子供をもうけたが2016年に離婚している。一般的に言えば「シングルマザー」だが、王室なので経済的な問題はない。「公務」は仕事だが、好きでやっている仕事ではない。彼女自身は「スピリチュアル」に目覚めたのだ。私の観るところ、どうバッシングされようが彼女は「シャーマン」との“社会活動(?)”を辞めないだろう。彼女は、そこに“生きがい”を見出したのだ。「王女」では見出せなかった“生きている証”を見出してしまったのだ。それに「愛」もある。どんなに「怪しい」とさげすまれようと、王女らしく、堂々とスピリチュアルを発信していく。

“終戦記念日”に産まれた「三太郎」

2019-08-15

正確にいうと順序が逆で“終戦記念日”に「三太郎」が産まれたのではなく、我父親である「三太郎」が産まれた日がやがて“終戦記念日”となった、ということである。明治38年の生れであるから、もし生きていれば114歳になるはずだが既に72歳で亡くなっている。今となっては亡くなる前年に、父親が好きだったプロレスの観戦チケットを得て、連れて行ったことが最後のというか唯一かも知れない親孝行となった。リング上で大仁田厚選手がジャイアント馬場氏から「参戦することになった」と紹介があったが、身長があまりに違いすぎて「子供のようなレスラーだな」と思ったのが印象に残っている。だから、後にあれほど活躍するとは思いもしなかった。プロレスを観戦した後で、一緒に寿司屋に入った。多分、二人だけで飲食をしたのは初めてだったと思う。私は幼い頃から、父親と一緒に食事するのは好きではなかった。なぜなら父親が必ず、他人の悪口を言うからだ。そうして母親などがそれに同調しないと、母親にまで当たり散らす。今考えても、あまり“好い性質”とは言えなかった。だから、こういう大人にだけはなりたくない、といつも思った。寿司屋に入った日も、相変わらず、父親は職場の悪口などを言っていた。けれども、大人になったことで、私はそれを聴いてあげられるだけの度量が生まれていた。ただ、父親の背後に何となく“暗蒙の気”が漂っているのを見逃さなかった。「それなら、もう仕事は辞めても良いんじゃない」私は、暗に、仕事を継続するのは良くないと告げたのだった。けれども父親は、その言葉に反応しなかった。それでも私がプロレス観戦やすし屋に連れて行ったことで上機嫌だった。それから数カ月たって、正月、久しぶりに兄貴の家を訪れた。父親の居る襖を開けた瞬間、私は“一寸法師”のように小さくなった父親の背中を見た。「あっ…」と小さく声を上げると同時に、父親は“普通通り”のサイズに戻った。私は“不吉”な胸騒ぎがして、帰り際、兄貴に対して父親をもう職場に出さない方が良いと警告した。けれども兄貴は「いや、仕事があるから元気でいられるのさ」と取り合わなかった。それから十日ほどして父親のがんが発覚した。もう末期で手術は不可能だった。こうして、その後あっという間に亡くなってしまった。「三太郎」という名を、本人はとても嫌がっていた。この名前のせいで人生が上手く行かなかった、と言ったりもした。そのくせ私が自分の名前を改名して“表札”を掲げると、それには文句を言った。私が「占い師」になることも最後まで反対した。父親の祖父が占いに凝って財産が失われたと教えられて育ったからだった。

“AⅠ”は、なぜ「未来予測」が苦手なのか

2019-08-14

近年、遠くない将来には「AI」が人々の日常を手助けするようになる、と言われてきた。既に多くの分野で、その予兆はある。実際ここ十年ほどの間にも様々な分野に「AI」は進出してきた。ところが、どうもいま一つ、その成果を挙げられていない分野もある。その一つが「投資・相場」の分野だ。こういう世界こそ、AIの独壇場ではないかと思うのだが、実際にはそうでもないらしい。AIを使った国内販売の「アクティブ投信」15本のうち、6月末時点で一年以上を経過している“投信10本”を対象として、ここ一年間の基準価格の騰落率を調べたところ、何とすべての投信がマイナスの成績だったというのだ。ちょっと信じがたい結果である。「囲碁」とか「将棋」とかの勝負では次々と勝利を収めて来たAIだが、“お金”の勝負にはからきし弱かったのだ。もっとも“相場のプロ”であるアナリストたちの予想も、外れるケースの方が圧倒的に多いから、そういう点では“互角”ともいえるが、何となく釈然としない。AIの場合、膨大なデータを読み取り、多面的に分析して、銘柄を抽出する。本来であれば、アナリストよりもはるかに“好成績”を挙げていなければならないような気がするのだが…。けれども、よくよく考えれば、不思議でも何でもない。「相場」は“生き物”なのだ。AIが分析しているのはあくまでも“過去もデータ”にすぎない。そこには百年以上、前のデータも含まれる。時代は刻々と変わり、人や企業や社会の形態も大きく変わっている。昔のデータがそのまま“未来を映し出す鏡”とは必ずしも言えない。昔から相場というのは“美人投票”に似ているといわれる。「美」の基準というのは、有って無いようなものである。最終的には個々の“好み”に行き着く。だから、必ずしも企業業績が優秀だから買われているとは限らない。毎年、大赤字の企業でも、将来的に“大儲けするはず”と信じる人が多ければ、その企業の株価は上昇していくのだ。つまり、投資家はその企業の「未来」を買っていることになる。そういう“データにはない心理”というものが株価には反映されている。したがって「AI」にそういう“投資家の心理”を読めというのは酷なのかもしれない。そして、ここからが重要なのだが、実は「人間の運命」にも同じような部分があって、必ずしも“先天的な素質”に恵まれているから“成功する”とは限らないのだ。人は、微妙な心理から“人を応援”したりするからだ。最終的に「運命」とは、そういうさまざまな応援とか謀略とかも含めて描き出されていくものだからである。

“見えない敵”を持ったマツコ氏の孤立

2019-08-13

世の中には“大衆の一割”から愛され支持される人と“大衆の七割”から愛され支持される人とがいる。本来「マツコ・デラックス」という人は前者のタイプだったはずだ。少なくてもテレビに出始めた時、誰もがそう思ったし、本人もそう思っていたはずだ。ところが、世の中は“ユニークな毒舌家”を待っていた。マツコ氏の発言は的を得ていて面白かった。それに、その風貌が何とも奇妙だった。「女装家」を名乗ったが、女装とは相いれないような巨漢の大男だった。あっという間にその名は“お茶の間”に浸透していった。実は“巨漢の大男”であったことが、女装家である彼にはプラスに働いた。女性から“敵対視”されずに済むからである。女性達は“女よりも美しい”女装家を好まない。明らかに自分たちが“優位に立てる女装家”を好む傾向がある。そういう点でマツコ氏は誰よりも“優位”に立っていた。その後も続々と女装家は登場したが、マツコ氏のような博識で“鋭い観察眼”を持つ女装家は出て来なかった。こうして、いつの間にかマツコ氏はたくさんのレギュラー番組を抱える超多忙な“売れっ子タレント”となった。本来は“大衆の一割”から愛されるべきタレントが“大衆の七割”から愛され始めていた。ここに問題があった。本来“大衆の一割”から愛されるべきタレントは、“大衆の七割”から愛されるような形になってはいけないのだ。そうなると、必ず「敵」が出てくる。“一割”であれば、どんなことを言おうが、どんなことを行おうが誰も何も言わない。けれども“七割”に変ってしまうと、そうはいかなくなってくる。その発言が、社会的影響力の大きいことを誰もが認識し出すからだ。だからタレントが“好き勝手なこと”を言い続けるためには“超売れっ子”になってはいけないのである。最近、マツコ氏は“二手”のところに「敵」を持った。その一つは元SMAPのメンバーと「共演したくない」発言であり、もう一つは「N国」議員に対して「気持ち悪い」発言をしたことである。その両方共に、かなり熱狂的ともいえる支持者を抱えている。実はマツコ氏の発言は、これまでの彼の発言とそんなに大きく変わるものではなく、世の中の多くの人達は“似たような意識”を持っている可能性がある。だから、本当はそんなに叩かれるような発言ではない。けれども彼らは“熱狂的な支持者”を抱えていることを忘れてはならない。これまで、どちらかと言えば“弱者”に味方する発言の多かった人は、そうでない発言をすると必ず叩かれる。特に「女装者」である彼は「気持ち悪い」などと表現してはいけないのだ。それは、そのまま“自分に還って来る”言葉だからである。あまりにもたくさんの番組に出過ぎて、その発言の影響力が大きくなり過ぎたことが、今後のマツコ氏の孤立を深めそうだ。

“数字”や“データ”で「幸福」は計れない

2019-08-12

あれは何年前だったのだろう。「幸せの国ブータン」という“ふれこみ”が誰の耳にも妙に記憶に残った。ところが、そのブータンで、現在、若者たちを中心に“自動車ブーム”が起こっていて、20年前に比べて車の数が5倍以上に増えたそうだ。その結果、街は交通渋滞に陥り、恵まれていた自然環境が徐々に破壊されつつあるのだという。地方から都会に出て来る若者が一挙に増えたことで失業率が高まり、ブームが去って観光客も減少しつつある。「国内総生産(GDP)」よりも「国民総幸福量(GNH)」を重視していたはずのブータンだが、国連発表の「世界幸福度報告書」では156ヵ国中の95位と低迷している。国連発表だから信頼できるのかというと、それは大いに疑問で北欧の国々が上位を独占している。だから国連の「幸福度」の基準も首を傾げる部分はあるが、それでも「国民総幸福量」を重視していた国が、世界基準で95位なのは何んともむなしい。実は昨日、興味深い報告が一部で報道された。それは「幸福度日本一」を“売り”にしている福井県からの報告である。今年に入って1月~7月までの万引きの届け出件数が前年同期比70%も増加している署が出て来たというのだ。福井全体でも314件で明らかに増加している。しかも、高齢者による万引きが増えているという。福井県というのは「学力日本一」「体力日本一」「共働き率日本一」で“三世代同居”の多い地域としても知られている。密な地域コミュニティーを活かして、それぞれが助け合って暮らしている地域だというのだ。ところが、そうではないという反論の声も出ている。「女性が一生懸命働いて家計を支え、家のことまでするのが当たり前の地域」と嘆く女性もいる。「女性にとっては不幸度日本一の県」と公言する人までいる。さらに「助け合いは息苦しさに繋がり、隠れてやりたいことも出来ない」近所づきあいなど苦手な人はつまはじきにされる。「結婚はまだか、子供はまだか」と会うごとに言われ続ける。個々の違いを“理解する”という文化が抜けている、というのだ。こうしてみてくると「幸福」というものの基準が、それぞれに違っていて、それは“数字”や“データ”では計れず、「青い鳥」の話ではないが、本当の「幸せの国」も「幸せな街」も、それを追いかけて捕まえられるようなものではないことを教えてくれている。

「熱さまシート」の“体内版”があれば…

2019-08-11

冬場の寒い時期のイベントとか戸外作業には「使い捨てカイロ」というものが大変に役立つ。パッと見だと解らないという点でも“優れもの”である。同じような観点から。夏場の暑い時期に戸外で活用できるものはないものだろうか。そこで誰もが思いつくのは「熱さまシート」である。あれは発熱した時に大変役立つ。暑くて頭がぼーっとするようなときにも、ひんやりとして快適な気分になる。ただ欠点は目立つことである。人前に出るようなときには、とても使えない。その点で「使い捨てカイロ」とは大きな違いがあるのだ。けれども、その点さえ改良できれば、猛暑の時期にさまざまな形で役立つのではないだろうか。私が思うに「熱さまシート」外れやすい。静かに横たわっているとか、ソファーに座って動かないとか、そういう時であれば良いが、戸外で動き回るようなことは不可能である。何よりも目立ちすぎる。ただ額ではなく服装の中で貼っている分には目立たない。一番良いのは多分、背中の下「仙骨」と呼ばれる辺りだ。この部分が「使い捨てカイロ」でも一番効果的らしい。仙骨には全身の血流を調節する機能があるらしいのだ。だから「(体内用)熱さまシート」もここに貼るようにするのが良いだろう。問題は今のままではすぐにハガレテしまうか、ズレてしまうかする。そこでもう少し大きくして“腰ベルト”のように巻き付け型にして、装着する形であれば、一日中ズレる心配もない。丁度包帯を腰に巻き、その仙骨部分だけが「熱さまシート」になるようなものを開発すれば良いのだ。そうすれば戸外で仕事をする人たちとか、制服着用が義務付けられている人たちとか、戸外におけるイベント時とか、さまざまな形で需要が出て来ることだろう。もしかしたら“熱中症対策”としても一番確実で効果的な方法のような気もする。ただ一日中冷気を保てるか、という疑問もある。もしかすると、あっという間に“冷気”が失われてしまう可能性もある。とりあえず3時間おきに仙骨部分“シート”のみ交換する形で使えば、保てるような気もするが、その辺はよくわからない。そういう部分も含めて「(体内版)熱さまシート」の改良販売を望みたいのだが…。

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