哀しい報告があった。小・中・高の生徒たちの間で“イジメ”が増えているのだ。総計32万件以上、しかも前年より10万件も増えている。これはただごとではない。こういう時、私は古代エジプトの“ヒエログリフ(神聖文字)”と古代中国の“甲骨文字”を思い出す。この二つの文明では「教える」という文字に、“ムチ”の象形を加えてある。つまり、貴族の子供たちを教育する時、教師は“ムチ”を使ったのだ。両方の文明ともがそうだった。そうしないと、ちゃんとした“教育”は出来ない。将来の王国を背負っていく“青年たち”にはなれない。今から5000年以上も前の“教育”の仕方である。現代には通じないと思うだろうか。私はそうは思わない。古代の人々は、そうやって今日の文明の基礎を築き上げたのだ。要するに、教育というのは“幼少期が大切”だということである。悪いこと、間違っていることは、鞭を使ってでも正さなければならない。幼少期に、そうやって文字通り“叩き込まれた教え”は、大人になっても守るのだ。そして、親から子へと継承していく。古代エジプトや古代中国の賢人たちは、それが“正しい教育”というものであることを、文字を通じて後世に伝えようとしていた。今の“幼児教育”及び“小学校教育”では、この部分が欠けている。腫物を触るように子供達を扱っている。悪いこと、間違っていることは、叩いてでも止めさせる、直させるよう教育していくことが大切なのだ。大体2~10歳くらいまでの間である。そのくらいの間に“教え”こまないと、そのあとどんなに頑張っても無意味なのだ。小学校の低学年で“イジメ”が増えてきている実態を、決して見逃してはならない。子供が悪いことをしているときには、大人が“注意”して、それでも効かなければ“叩いてでも”教え込む必要がある。親がやらないなら、周りがやってやらなければいけない。少子化で“子供は宝”だからこそ、“叩いてでも”教え込まなければならない。そうしないと、“イジメ”は無くならない。親も、教師も、見て見ぬふりをするから、きちんと“教育”されていない子供が増え、弱い子供をイジメるのだ。そういう子供たちが大人になっていく。そういう“社会”が形成されていく。今回の選挙で「排除」という言葉が問題になったが、実はこの“排除”の意識こそ、“イジメ”の根本原因なのだ。人間は“過酷な環境”で育つと、仲間を“排除”しようとなど思わない。むしろ本能的に“協力し合おう”とする。鞭を持った厳しい教師たちが目を光らせていれば、子供たちは本能的に“助け合う”精神を培うようになるのではないだろうか。
わたしの勘ではインドネシアの噴火が良くない前兆だった。案の定というか、愛媛・高知で震度6弱の地震が起こった。だいたい元旦に“大きな地震”が起こるということは、今年はそういう“予期せ 続きを読む
宗教というのは、本来は“平和”の象徴とされるが、時としては“テロ行為の標的”となることも珍しいことではない。4月15日にシドニーのキリスト教会で、礼拝を行っていた司教が15歳の少年 続きを読む
海外市場でドル円相場が大きく動いている。とうとう1ドル=154円台前半まで“円安”が進んだのだ。世界情勢から言って、いずれはこういう方向へと動いていくだろうことは予測できた。わたし 続きを読む
誰でも年齢が進めば「記憶力」が著しく後退する。多少程度なら良いのだが、著しくが頻繁に生じるようになると、生活そのものにも支障が出てくる。こうして、人は「認知症」の初期段階を迎えるよ 続きを読む
今に始まったことではないのだが、昔から「中日=ドラゴンズ」のユニホームは「ドジャーズ」に似ている。まあ、単純にドジャーズを“真似た色や綴り方”だからかもしれない。だから……なのかど 続きを読む
たかが“ギャンブルによる借金”だが、そのやり方にも問題があり、その金額にも問題がありで、結局、国際犯罪を主として扱うFBIが出て来て水原一平は御用となった。罪名は“銀行詐欺罪”とい 続きを読む
人には誰でも“話したくない過去”というものがある。そういうものが「まったくない」という人は、幸運な人生だったか、過去の“傷”というものを持っていないかだ。東京都知事の小池百合子氏は 続きを読む
人には誰でも“理性を失ってしまう時”というのがある。特に、自らの将来に対して“絶望している”時には、そういう風になりやすい。そして、そういう時に、人は衝動的に「死」を考えたりする。 続きを読む
“人気運”というものはほんとうに、よくわからない。「えっ⁉ こんな人が…」と思うような人があっという間に“茶の間の人気者”になる。かと思えば、その実力とか才能とか行動力とか誰もが認 続きを読む
大昔の記憶をたどると「ごようきき」という人たちが近所を廻っていた。いつの頃からか、そういうものを見なくなった。もっとも、現代も似たような制度はある。その一つは“トドック”のようなカ 続きを読む