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命宮(めいきゅう)―眉間中央―人形相法では「胸の位置」にあたり、心の中で思っていることがそのまま血色として表れます。心が晴れやかだと命宮も晴れやかとなり、心が悩み苦しんでいると命宮にも暗色が出現します。怒っている時には、命宮も赤気に満ちで来るものです。 |
| A |
財帛宮(ざいはくきゅう)―鼻の下部―鼻頭と小鼻の両方を含みます。「財帛」とは現代で云う「財布」のことで、小鼻にある穴が「お金の出入り口」に相当しています。したがって鼻の穴が大きい人は大金の出入りする相であり、真正面からでも見えると浪費がちとなります。 |
| B |
兄弟宮(きょうだいきゅう)―眉そのもの―実際には眉の周辺も少しだけ含みます。眉と云うのは元々「血の余り」で、「兄弟をはじめとする血縁者」の動向が現れるところとします。したがって眉が途中で切れているのは、兄弟・親族に不測の災難による死者ありの相とします。 |
| C |
田宅宮(でんたくきゅう)―眼と眉の間―ここは一般に、欧米人は狭く、東洋人は広いと考えられがちですが、実際にはそうとも言えません。欧米でも相続財産を所有している人は広くなっています。「田宅」とは「家屋敷」のことで、ここが広いと立派な不動産を取得できます。 |
| D |
男女宮(だんじょきゅう)―下まぶた―厳密には下まぶたそのものと、その下の大きな「涙堂」とが含まれます。主として子供との関係を表す部位で、下まぶたのライン中央付近にホクロがあると、子供を早期に亡くす可能性が高いものです。「涙堂」は部下運を見るところです。 |
| E |
奴僕宮(ぬぼくきゅう)―口の両脇下部―古典的人相の書物には、法令線の外側を「奴僕」としているものが多いのですが、自分に従う「従属者」的な意味合いが強い「奴僕」は、口の両脇下部が位置としてふさわしいものです。ここが発達していないと部下・後輩が付いてきません。 |
| F |
夫妻宮(ふさいきゅう)―眼尻後方―古典的な相書では「妻妾宮」と呼ばれ、配偶者と愛人に関することが表出される部位としていました。昔は人相が「男性対象の方術」だったからです。眼尻に近い部分が配偶者や恋人との関係で、眼尻後方には愛人や浮気相手との関係が出ます。 |
| G |
疾厄宮(しつやくきゅう)―鼻峰中央―通常は「両目の間」とされていますが、実際には鼻峰中央全体が含まれるものです。文字通り「疾病」と「災厄」とが出現する場所で、ホクロガある場合は内部疾患としての重い病気や、不測の事故や怪我による身体への影響が暗示されます。 |
| H |
遷移宮(せんいきゅう)―額の両側―いわゆる額における側頭部分を指します。その時々の移動運と居住地から見て遠方にあたる場所との関係を見ます。男性の中にはこの部分が抜け上がるタイプの方がいますが、海外や遠方に関することで幸運なチャンスを掴みやすい相です。 |
| I |
官禄宮(かんろくきゅう)―額の中央―人形相法では「頭部」に当たる位置で、本人の「社会的な顔」を表すところです。ここがオデコで発達している人は目上から引き立てられ、仕事運が強く、名誉や地位を与えられやすいものです。ここが窪むと、役所関連で悩みが生じます。 |
| J |
福徳宮(ふくとくきゅう)―眉尻上部―「福徳」とは現代的には「収入と人気」のことで、主として眉尻上部ですが、その上部までも含む広い範囲で作用することが少なくありません。眉尻に近いほど日常的金運となり、額に上がるほど財産としての所有物を表すことになります。 |
| K |
父母宮(ふぼきゅう)―額中央の左右―位置としては額の中段、両眼の上部の延長線上の辺りです。主として父親が左、母親が右の方に出現します。したがって、この部分にホクロや傷があれば、父母が早くに亡くなっているか、親子関係で何らかの支障を持っているものです。 |